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    生活の質(QOL)を大切にした治療

    抗がん剤の副作用問題が訴訟に発展したことが読売新聞の10月30日の記事「夢の抗がん剤 死の教訓」に載っていました。
    副作用が少ない夢の新薬として評判になった抗がん剤イレッサによって死亡した症例が裁判になったのです。
    「がんに負けるなら仕方がないが、薬で死んだらどんなに悔しいだろう」という患者さんの言葉が記事に書かれていました。現在のところどんな新薬でも副作用の無い抗がん剤はありません。夢の抗がん剤は存在し得ないのです。基本中の基本ですが、抗がん剤を使用するときは常に副作用の事を十分に考えて治療しなければなりません。抗がん剤が効いたとしても副作用が強く日常の生活に支障をきたすような事があるようでは、薬が有効であったとは言えません。どんな病気でも治療する事によって生活の質(QOL=クオリティーオブライフ)が落ちるようでは良い治療とはいえません。医者はとかく病気のことだけを考えて病人の生活や生き方を考えようとしません。治療にあたっては医者と話し合う(哀しいかな、日本では医者と患者では、話し合いというより医者側の一方的なお話のパターンが多いですが)事が大切です、この頃よく聞かれるインフォームドコンセントの事です。
    はやく医者と患者が対等に話し合えるようになると良いですね・・・
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    松江寛人

    Author:松江寛人
    がん総合相談センター院長

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