スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    福島の子供の甲状腺がんが12人に

    福島県民健康管理調査検討委員会は6月5日に、18歳以下の甲状腺がんが12人、がんの疑いがんが15人になったと発表しました。そして「現時点で放射線の影響とは考えられない」という見解も示されました。その根拠に、チェルノブイリ原発事故に起因するとみられる甲状腺がん発見されたのは事故後4~5年以降であったとしています。
    それではチェルノブイリ原発事故が起きた1986年から1990年の間に甲状腺がんを発見する手段があったでしょうか? 甲状腺がんを早期に発見するのに最も適しているのは超音波診断装置ですが、チェルノブイリ周辺の地域は当時はソ連圏ですから診断装置があったとは思えません。
    私が超音波診断の仕事を始めたのは1980年頃です。その頃の装置は現在のものとは違い、がんを早期に発見診断することは困難でした。現在の装置に近い装置が開発されたのは1990年以降です。したがってチェルノブイリ原発事故以後の5年間に甲状腺がんが発症していても発見されなかったと考えるのが自然です。発見されたとすれば触診でわかるくらい大きい(3cm以上)甲状腺がんだっと考えられます。
    チェルノブイリ原発事故の5年後から甲状腺がん増えている事は明らかになっていますが、5年以前に甲状腺がん発症していなかったとするのは正しくありません。診断装置の進歩、歴史を知らない人の発言です。
    スポンサーサイト
    プロフィール

    松江寛人

    Author:松江寛人
    がん総合相談センター院長

    カレンダー
    05 | 2013/06 | 07
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 - - - - - -
    カテゴリ
    最新記事
    月別アーカイブ
    最新コメント
    最新トラックバック
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    QRコード
    QR
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。