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    福島県の子供の甲状腺がん

    福島に診療所を開院してから一年が経ちました。そもそも診療所を開設したのは原発事故による被曝と向き合い、健康と命を守ることが目的です。放射能による健康障害は、がん以外に心臓病、肺疾患 等さまざまあるのですが、開設してこれまで来院された患者さんはほとんどが甲状腺がんを心配する親子でした。
    福島県では子供の甲状腺超音波検査を県全体にわたって行っていて、その結果33例の甲状腺がんが発見されたとの発表です。一般的に子供の甲状腺がんは10万~100万人に1人と言われていますが、福島県では1万人に1人の割合で発生していますので、とてつもない数になります。ところが福島県の公式発表では「原発事故と関係ない」と何度も言い続けているのです。その理由として、チェルノブイリ原発事故時、の5年後に甲状腺がんが多発しているが、2年後は僅かであった事を挙げています。しかしチェルノブイリ原発事故が発生したのは1986年で、その後の2年間には甲状腺がんを見つける手段が無かったので、当然僅かしか発見できなかったわけです。事故後の1991年ごろから超音波装置が用いられる様になったのですから、事故後2年後に甲状腺がんが発生しないという理由にはならないのです。何故、福島県では甲状腺がんと放射線が関係ないと言い続けるのでしょうか・・・
    それは事故があったにもかかわらず放射能による被曝を隠蔽しようとしているからです。医者の立場からこんなことは許すことはできません。
    これからも国や県そして東電を厳しく監視していかなければなりません。そして一人一人が自分の健康管理が大事になります。そのために福島の診療所はますます頑張ります。
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    松江寛人

    Author:松江寛人
    がん総合相談センター院長

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